【第二種・解説】1か月で合格!Day 19 事務室の換気計算と環境

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事務室の換気計算と環境

こんにちは!衛生管理者試験の合格を目指す皆さん、本日も頑張っていきましょう。
今回のテーマは「事務室等の作業環境」です。特に計算問題が出るかもしれない「換気」と、空間の広さの目安である「気積」について、しっかりとポイントを整理していきます。

1. 気積の基準と計算

事務所で働く人が、圧迫感なく健康的に過ごすためには、一定の広さ(空間)が必要です。これを「気積(きせき)」と呼びます。

【合格のツボ】
労働者1人あたりの気積は、10立方メートル以上と定められています。

計算の際は以下の点に注意してください。
・高さは4メートルを超える場合でも4メートルとして計算する。
・機械や設備が占める容積は差し引く。

計算式:就労可能労働者数 = 気積(立方メートル) ÷ 10

例えば、高さ4メートル、床面積100平方メートルの部屋であれば、気積は400立方メートルです。この部屋で働ける人数は400÷10で最大40人までということになります。

2. 事務室の換気と計算

人が呼吸をすれば、空気中の二酸化炭素濃度は上昇します。これを適正に保つための「必要換気量」の計算も重要です。

【合格のツボ】
・室内二酸化炭素基準濃度は0.1%(1,000ppm)以下とする。
・必要換気量は労働強度(エネルギー代謝率)により増減する。

必要換気量の計算式:
必要換気量(立方メートル/h) = 人の呼出二酸化炭素量(立方メートル/h) ÷ (室内基準濃度 - 外気濃度)

※計算の際は単位をそろえるのがコツです(%なら0.1%を0.001と扱うなど)。

また、換気に関する重要な規則として「窓などの開口部」があります。機械的な換気設備がない場合、開口部の面積は床面積の20分の1以上必要です。さらに、気温が10℃以下の寒い日には、労働者が毎秒1メートル以上の気流(冷たい風)に直接当たらないよう配慮しなければなりません。

3. 事務室の環境チェックリスト

最後に、試験でよく問われる「事務所衛生基準規則」の数値基準を表にまとめました。暗記しておきましょう。

項目 基準値
二酸化炭素含有率 1,000ppm(0.1%)以下
一酸化炭素含有率 10ppm以下
室温 17℃以上28℃以下
相対湿度 40%以上70%以下
気流 毎秒0.5メートル以下

※特に気温と湿度は、季節を問わずこの範囲内に調整するよう努力が求められています。

本日の復習クイズ

Q:在室者が20人の事務室において、室内の二酸化炭素濃度を1,000ppm以下に保つために必要な換気量を計算します。在室者1人あたりが1時間に呼出する二酸化炭素量を0.018立方メートル、外気の二酸化炭素濃度を400ppmとした場合、必要換気量(立方メートル/h)はいくらになるでしょうか?

【ヒント:0.1% = 1,000ppm、0.04% = 400ppm です。計算式にあてはめてみましょう!】

解答:600立方メートル/h
解説:0.018 × 20人 ÷ (0.001 – 0.0004) = 0.36 ÷ 0.0006 = 600 となります。

お疲れ様でした!今日の学習はここまでです。

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