【第二種・解説】1か月で合格!Day 09 消化器系の働きと代謝

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消化器系の働きと代謝

みなさん、こんにちは!衛生管理者試験の合格を目指して、今日も一緒に頑張っていきましょう。今回は、私たちの体を動かすエネルギーの源、消化器系と代謝について学びます。ここは試験でも非常に重要かつ得点源にしやすいポイントですので、しっかりと押さえていきましょう!

消化と吸収の流れ

私たちが食べたものは、消化管を通る間に細かく分解され、吸収可能な形になって体内に取り込まれます。この一連の仕組みを「消化」といいます。

栄養素は大きく分けて「3大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)」があり、これにビタミン・ミネラルを合わせて「5大栄養素」と呼ばれます。

栄養素 消化後の物質 吸収のポイント
タンパク質 アミノ酸 小腸の絨毛で吸収
脂質 脂肪酸・グリセリン 小腸で吸収後、リンパ管へ
炭水化物(糖質) ブドウ糖 小腸で吸収後、門脈を通り肝臓へ

小腸の壁には「絨毛(じゅうもう)」という突起があり、これが栄養の吸収効率を飛躍的に高めています。また、食べたものの分解には「消化酵素」が欠かせませんが、特に膵臓(すいぞう)から分泌される膵液には、3大栄養素すべてを分解できる酵素が含まれていることを覚えておきましょう!

肝臓の機能:解毒と代謝の要

肝臓は「体内の化学工場」とも呼ばれる、人体で最も大きな臓器です。その主な働きは以下の通りです。

1. 胆汁の生成:胆汁を生成して十二指腸に分泌します。胆汁自体に消化酵素は含まれませんが、脂肪を乳化して分解を助けます。
2. 代謝作用:血糖値を一定に保つ役割があります。血糖値が高いときは「グリコーゲン」として糖を蓄え、低いときは分解してエネルギーとして放出します。
3. 解毒作用:アルコール、薬剤、化学物質など、体内に入ってきた有害な物質を分解・無害化します。

肝機能検査でよく耳にする「GOT」「GPT」「γ-GTP」は、健康診断でも必須の項目です。特にγ-GTPはアルコール性肝障害の指標としてよく使われますので、チェックしておいてくださいね。

エネルギー代謝

「同化」と「異化」を合わせて「代謝」と呼びます。食べたものを体内に蓄えるのが同化、蓄えたものを分解してエネルギーを取り出すのが異化です。

また、私たちがじっとしていても消費される最小限のエネルギーを基礎代謝量といいます。この基礎代謝量は、年齢や性別で異なりますが、同性・同年齢であれば体表面積にほぼ正比例します。

さらに、作業強度の指標として「エネルギー代謝率(RMR)」というものがあります。これは、作業に要したエネルギーが基礎代謝量の何倍かを示す数値ですが、精神的作業や静的な作業には適用できないという点に注意しましょう。

本日の復習クイズ

Q. 肝臓から分泌される胆汁についての記述として、正しいものはどれでしょうか?

A. 胆汁には脂質を分解する消化酵素が含まれており、脂肪を乳化する。
B. 胆汁はアルカリ性の消化液で、食物中の脂肪を乳化し、分解を助ける作用がある。
C. 胆汁は胃液と混ざることで、タンパク質の消化を助ける。
D. 胆汁はグリコーゲンを分解して血糖値を上昇させる。

正解:B

解説:胆汁には消化酵素は含まれませんが、脂肪を乳化させて分解を助ける働きがあります。胆汁はアルカリ性の消化液です。

お疲れ様でした!今日の学習はここまでです。

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